白内障

極めて安全性が高い手術で瞳を守ります。

気になる白内障についての項目をクリック

  • 白内障とは
  • 白内障の主な症状
  • 白内障手術のタイミング
  • 日帰り手術について
  • 診察から術後までの流れ

白内障とは

白内障とは水晶体が白く濁る病気のことを言います。
水晶体が濁ることで網膜に届く光が妨害され、視力が低下する目には、カメラレンズと同じ働きをする水晶体という組織があります。
水晶体は円盤状で無色透明ですが、ここが加齢などによってにごり、視力が低下する病気…これが白内障です。濁りの起こった位置やその程度などによって現れる症状は異なりますが、いずれの場合も手術でにごった水晶体を取りのぞき、「眼内レンズ」を埋め込む手術をすることで視力を取り戻すことができます。
最近では、医療の進歩により安全性が高まり、年間100万眼の手術が行われています。平成8年からこれまでに24,000眼の手術実績がある為、経験と実績に裏付けられた技術により自信をもって日帰り手術のみ行っております。

白内障とは

  • 加齢性白内障
  • 全身疾患に合併する白内障
  • 先天性白内障
  • 併発白内障
  • その他

■加齢性白内障(かれいせいはくないしょう)

これは老人性白内障といわれ、白髪や肌のシワと
同じで誰にでも起こりうるものです。

ポイント

60歳代では約70%、70歳代では約80%、80歳代になるとほぼ100%の人に白内障があると言われています。

白内障の主な症状

まぶしい 目がかすむ 視力低下 暗い場所で見えにくい 近視が進む ものが二重に見える

正常時 白内障

ポイント

老眼が治ってきた気がするのですが・・・?!白内障によって濁りが強くなると、水晶体の屈折力が増して一時的に近視化することがあります。調節力不足である老眼の場合、近視化することで老眼鏡をかけなくても手元が見やすくなり、「老眼が治った!!」と感じるかも知れません。「老眼が治ったのかな?」と感じたときは、白内障の検査を受けてみることをお勧めします。

白内障の手術のメリット

白内障の手術のメリット

白内障手術のタイミング

  • 手術を早めた方がいい場合
  • 手術を遅らせた方がいい場合
  • 目薬での経過観察
  • ポイント

■水晶体膨化により白内障が進行しているとき

白内障をそのままにしていると、緑内障やぶどう膜炎などの病気の原因になることもあります。

■糖尿病や眼底疾患がある方

糖尿病網膜症から引き起こされる視覚障害を防ぐためには、眼底検査が必要です。白内障を治療して、眼底が見える状態にしておく必要があります。

■他の眼科疾患がある方

緑内障など他の手術が必要がある場合、同時に手術することで目の負担を軽くします。

■近視・遠視・乱視が強く裸眼での生活を希望する方

長年のメガネやコンタクトのわずらわしさから解放されたい方

■左右の度数差による眼精疲労のひどい方

■老眼の強い方

眼内レンズの種類と料金について

■単焦点レンズ(ピントが合う距離が一つ)

料金 1割負担の方で約18,000円
3割負担の方で約50,000円※片眼

■多焦点レンズ(ピントが合う距離が複数)

料金 2焦点レンズ 片眼250,000円・乱視用300,000円
3焦点レンズ 片眼350,000円・乱視用400,000円

日帰り手術について

仕事や趣味などの生活習慣を変えずに手術に臨めることが利点のひとつです。 手術後当日は眼帯で安静にしていただきますが、翌日から元の生活に戻る事ができます。 水晶体の濁りを取り除き、眼内レンズを挿入します。点眼麻酔のみで通常5分程度の手術です。また眼内レンズにはピントの合う距離が一つの「単焦点レンズ」と、ピントが合う距離が複数の「多焦点レンズ(自由診療)」があり手術の際、近視、遠視や乱視、老眼も同時に治療できるため、早めに手術を希望する方が増えています。

日帰り手術について

患者さまの感想はコチラから

診察から術後までの流れ※日帰り手術

01受付・問診 02術前検査 03術前診察 04手術の説明会

手術
■角膜切開法で負担の少ない手術

当院で行っている角膜切開法であれば、白目の部分を切開する必要がない為、安心して手術がうけられます。 一般的には強角膜切開法といって、いわゆる白目の部分を切開します。 その場合、切開創から出血があるため、透析中や心疾患・脳疾患でバファリン、 ワーファリン、パナルジン等の内服中の方は、手術前後でしばらくの間内服を中断する必要があります。
またプレチョップによる核分割を行う為、超音波による角膜への 負担が少ない方法を取っています

角膜切開法で負担の少ない手術

■音楽を聞きながらリラックス。

当院では、ハワイアン音楽を聴きながら手術を受けるため、リラックスして手術を受けることができます。
手術中は話をする事はできるので、お話しをしている間に手術が終わります。

音楽を聞きながらリラックス。

■点眼(目薬)による局所麻酔で痛みはありません。

麻酔がかかっているため痛みは感じませんが、光のまぶしさや、器具のさわる感触はわかります。まぶたは専用の機械で開ける為まばたきはできませんが手術中はリラックスした状態で1点を見つめるようにします。目を動かすことはできますが、手術中は動かさないよう、一点を見つめるようにしてください。

※術式が変更になった場合は、注射による麻酔を追加で行う場合もあります。
※手術には安全を考え、麻酔科医が立会いますので万が一の時にも迅速に対応します。

点眼(目薬)による局所麻酔で痛みはありません。

ポイント

傷口がとても小さいので、縫合の必要はありません。“超音波乳化吸引術(PEA)”では、濁った水晶体を砕いて吸い出すため、小さな傷口(約3mm程度)で手術を行うことが可能です。この術式が主流になってからは、縫合しなくても傷口が自然に閉じるので、手術時間や術後の安静期間を短縮することが可能になりました。大きく切開していた昔の術式に比べると、縫合による術後の乱視や回復の具合なども劇的に良くなりました。

手術後の回復と説明
■当日

・食事は普段と同じように摂っていただいて結構です
・点眼の必要はありません
・眼帯は翌日までそのままにしてください
・帰宅後、眼の痛みなどがあったら必ず、すぐに指定の所へお電話ください
・入浴、洗顔、洗髪、運動(仕事)はできません
・指示された受診日には必ず受診してください

当日

■翌日以降

・点眼薬、内服薬(抗菌剤等)の服用は指示に従ってください
・洗顔、洗髪は2日間できません。洗顔は3週目以降から出来ます。
 洗髪は3日目~2,3週間は仰向けで行います。(美容院等にて)
・首から下の入浴は3日目以降から出来ます。
・仕事(軽作業)は、医師の指示を受けてください
・メガネ処方は原則として屈折の値が落ち着いてから
・掃除などのホコリのたつことは1週間程度、ゴルフや園芸などは
   3~4週間程度控えてください

翌日以降

定期検査

手術後翌日から1週間後、1か月後、3か月後、半年後、1年後を目安に経過観察を行っていきます。
この間に後発白内障といって眼内レンズを固定するために残した水晶体の袋の後ろ部分が混濁して見えづらくなることがあります。
この場合はYAGレーザーというレーザー治療で混濁を除去することができます。

水晶体嚢YAGレーザー後

まずは診察をご予約ください。診察・ご相談のうえ最適な治療をアドバイス致します。

医療法人風航会 大和中央眼科 JR「大和駅」より徒歩1分 046-200-7113

〒242-0021 神奈川県大和市中央4-1-2 近藤ビル5F
診療時間:午前 9:00~12:00/午後14:00~17:00  ( 受付は15分前に終了します )
休診日:木曜日午後・金曜日午後・日曜日・祝祭日
*火曜午後・水曜午後は特殊外来となります。

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